インストールからHelloWorldまで【その1】

なぜEclipseではなくNetBeans

NetBeans(Wikipediaの説明)はSun主導のコミュニティで開発されているため、最新技術への対応が早いという利点があります。

ことMIDPやCLDCに関しては、NetBeans6からはボタン配置や画面遷移といったUI部分をVisualStudioのように(私は使ったことがありませんが…)GUIで作成することができます。

S!アプリは、このMIDPとCLDCに独自ライブラリを追加して実現されているため、MIDPとCLDCの部分はNetBeansの機能を使って開発することができます。また、EclipseのようにSoftBankからプラグインは提供されていないものの、設定をすれば独自ライブラリを使ったS!アプリも開発することができます。

【その1】では、「Java TM 2 SDK ,Standard Edition Version 1.6」と「NetBeans6.0.1」をインストールしていきます。

インストール環境

今回もEclipseでS!アプリと同様にVMWare Workstation 5.x上に用意した、Windows XP Professional SP2(IE6)に環境を構築していきます。

Java TM 2 SDK ,Standard Edition Version 1.6

NetBeans6.0.1の動作にはJava SDK 1.6以上が必要になります。

Googleで「jdk1.6 ダウンロード」と検索。


検索結果の「Java SE Downloads」をクリッックします。


画面の「JDK 6 Update 5」の「Download」をクリックします。



画面の「Accept」をクリックしてLisence Agreementに同意します。


画面の「Windows Offline Installation, Multi-language」をクリックしてファイルをダウンロードします。







ダウンロードしたファイルを実行してインストールを開始します。



インストール中の設定は気にせず、次へ次へと進みます。





ここでJREの再インストールを求められた場合は画面の指示に従います。

これは、この作業以前にJavaのUpdateなどでJRE1.6が、すでにインストールされている場合に表示されます。






インストール完了後、製品登録の画面が表示されますが気にせず閉じます。


NetBeans6.0.1

これは色々パックがある中のMobilityをインストールします。

Googleで「netbeans」と検索します。


画面の「ja:NetBeans日本語サイト」をクリックします。


画面の「NetBeans IDE 6.0のダウンロード」をクリックします。


Mobilityの「ダウンロード」をクリックします。



exe形式で保存します。







ダウンロードしたファイルを実行してインストールを開始します。




インストール中の設定は気にせず、次へ次へと進みます。








インストール完了後、デスクトップに「NetBeans IDE 6.0.1」ショートカットが追加されていることを確認します。