はてなの行く末?

あと1年くらいしたら、はてなに行ってみよう(まずは会社見学から。させてくれるのかな?)と漠然と思ってた。

京都には知り合いもいるし、奈良や大阪からそんなに離れてないし。何より清水の紅葉をはじめ、京都の町並みが好き。加えて学生の頃から要所要所に、人生の岐路(大切な思い出?)が京都であった。

はてな」は何よりクールで、やりたいことが”そこ”にはあるように思えたし、実際にそこで役に立てれるであろう技術が自分にはあると思ってた。

でも「近藤社長「未熟だったと思う」 はてなが目指す“脱IT系” (1/2)」を読んで、上記は「はてな」に対する自分の勝手な妄想が膨らんだ結果なのかなぁと、ちょっと後ずさった自分がいた。

個人ではなく、組織で作る

個人開発者としての理想は、自分が欲しいものを作って公開し、それが口コミで広まること。だが最近は、個人が作ったサービスが何百万、何千万人が使うようになるという状況が、想像しにくくなっている。「ユーザーは舌が肥え、未開拓なものは減った。ネットサービスは成熟し、開発も大規模化している」

今必要なのは、開発者の個人プレーではなく、ある程度の規模のものを組織的に作っていける体制だ。社内には新たに、「マーケティングチーム」を設置。「作るだけでなく『どう広めるか』を考える人たちが、初めて生まれた」

内容をよくよく読むと”The 組織!!”みたいなものじゃないんだけど、題名にあまり良いイメージをもてなかった。でもマーケティングチームの設置には賛成。ただ、「未開拓なものは減った。」の一言が悲しかった。

Googleより任天堂

Googleは、高学歴なエンジニアを集めた国際的な米国企業。日本の企業がまねできるかというと、おそらく難しいだろう。だが任天堂は、日本の京都でものづくりをし、世界を熱狂させている。技術者トップが率いる組織に面白い人たちが集まり、これまでのゲームの概念をくつがえすようなハードやソフトを組織的に作り、世界中を楽しませている。

自分もGoogle任天堂が好きだ。働いてみたいとも思うし、世の中へすばらしいものをリリースしている尊敬すべき存在だと思う。これも大賛成。でも、なんかやっぱり「自分達が1番すごいんだ」とずっと思っててほしかったし、おおやけにここまで言っちゃうのは残念。

結論。自分の中のクールという定義が間違えているか、自分が勝手なイメージを押し付けていたか、「はてな」がクールじゃない方向に転換したか。

うーーん。一度寝て起きたら、また「はてな」に行きたい!!と思うのだろうか。。。