S!アプリ 技術資料 基礎編 1.0.2 2007-07-20(約474 KB)
JADファイルもろもろ
- MIDlet-Name、MIDlet-Vendorが同一の場合、同じアプリケーションとして認識する。
- MIDlet-Versionの値だけ大きければ、ダウンロードの際に上書きされる。その際、RecordStoreの内容はそのままで、サイズが更新される。
JADファイルの構成
項目 | 説明 |
---|---|
ファイル名 | ASCIIのうち、英数字と下線文字のみ |
拡張子 | 小文字表記の『jad』 |
ファイルサイズ | 3kB以下(MIDP 1.0)もしくは6kB以下(MIDP 2.0) |
文字エンコーディング | UTF-8 |
MIMEタイプ | text/vnd.sun.j2me.app-descriptor |
書式 | [英字または下線][数字].jad |
アプリのアイコン
項目 | 説明 |
---|---|
ファイル形式 | png |
色深度 | 8bit/pixel |
サイズ | 24 x 24 |
ダウンロード時の動作
MIDlet#pauseApp()とMIDlet#startApp()の意味
S!アプリの起動は以下の順番で行われる
再開時に制御が戻る先は、一時停止時に制御を手放した場所ではない
と、いうことでMIDlet#pauseApp()での実行状態の保存と、MIDlet#startApp()での実行状態の復元処理が必要。また、
MIDlet#startApp()処理の完了前に一時停止するとS!アプリが異常終了する可能性が高い
MIDlet#startApp()処理の完了前に着信およびスケジュールアラーム通知があってもイベントリスナーは呼ばない
MIDlet#startApp()はS!アプリ再開時にも呼ぶ
と、いうことなのでMIDlet#startApp()処理はなるべく簡潔に済ませたい。
S!アプリからの終了・一時停止方法
終了方法
- MIDlet#destroyApp()を呼び出す
- MIDlet#notifyDestroyed()を呼び出す
一時停止方法
- MIDlet#pauseApp()を呼び出す
- MIDlet#notifyPauseed()を呼び出す
接続設定
JSCL-1.0.X/JSCL-1.1.X
属性 | 値 |
---|---|
MIDlet-Network | Y or N |
JSCL-1.2.X/JSCL-1.3.2
属性 | 値 |
---|---|
MIDlet-Application-Security | Y or N |